毎年開催し2万人以上来場していただいております、「ひろしまトラックまつり」の
1つのブースに、お仕事体験「こども運送」があります。
これは広島支部青年部(継運会)が主催しており、今年で5回目となり、
立ち上げから今年度まで、金子が実行委員長を務めさせていただき、
毎年バージョンアップを重ね、リアリティーを追及してきました。
将来の担い手である子供に物流業界へ興味を持ってもらう事
安全への取り組み及び公共性を保護者の方も含めて広く周知する事。
この2点を目的として行っています。
よく内容を聞かれるので、少し説明させてもらいます。
まずは受付(点呼簿)を行います。
ちにみに後日データ分析を行うのですが、3才~5才で50%の参加比率となっています。
次に免許証用の写真を撮影し、作成を行います。
この時着用する帽子は2013年度に70個作成しました。
ユニフォームは2014年度に60着、広島ファッション専門学校さんに
協力していただき作成しました。
免許証作成は2015年度からスタート致しました。
次に社長より訓示(説明)があります。
スタンプカードを持ってスタートです。
運行管理者より対面点呼とアルコール測定があり、1つ目のスタンプがもらえます。
アルコール測定器は実際の物で毎年東海電子さんに協力していただいております。
保護者の方も安全への取り組みに感心していただける事もあります。
整備管理者より、実際のトラックを使用して日常点検の説明を聞き、
2つ目のスタンプがもらえます。三菱ふそうさんに車両とスタッフを協力していただいております。
配車より事故防止の安全指導と配達・集荷先の場所と伝票の説明を受け、
出来上がった免許証をもらい、いよいよ出発です。
2015年度からトラックも荷物もバージョンアップしています。
リーダー&サブリーダーが補助をしながら、会場内の5ヶ所を配達及び集荷し
伝票にサインをいただきます。3つ目のスタンプです。
子供さんの可愛いユニフォーム姿を写真で撮られる方が大変多いのは非常に嬉しいですね。
配送が終了すると日報作成です。
お仕事体験の感想とドライバーさんへのメッセージを一生懸命記入してくれます。
社長へ日報の提出をすると、会場内で使用出来る金券が給料袋に入って
働いた対価として支給されます。時間の都合上350人で締め切らせていただいております。
「生まれて初めての給料だ~!」と喜んでいる子供さんが多いです。
この活動が少しでも物流業界の発展の為に役立つ事が出来ればと考え、
引き続き行っていく予定ですので、今後とも「ひろしまトラックまつり」を宜しくお願い致します。